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EMSolutionDoc 2025.05 documentation - Home
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  • パラメータサーベイの実行方法
  • トポロジー最適化用設計領域の設定方法
  • pyemsol を使用したPythonスクリプト例
  • .rst

11. 出力オプション

Contents

  • 設定項目
  • 設定フォーマット
    • JSONフォーマット
  • 詳細説明
    • MESH
    • A
    • V
    • B_INTEG
      • 追加データ
        • JSONフォーマット
      • X_SYMMETRY
      • Y_SYMMETRY
      • Z_SYMMETRY
      • ROTATION
      • POINTS
      • MAT_IDS
      • COIL_SERIES
      • INTEG_OPT
      • INPUT_MESH
    • HEAT
    • MAG_FLUX
      • 追加データ
        • JSONフォーマット
      • READ_OPTION
        • LOOP_NODES
        • LOOP_EDGS
        • SURFACES
    • CUR_FLUX
      • 追加データ
        • JSONフォーマット
        • SURFACES
    • FORCE_J_B
    • FORCE_NODAL
      • TYPE
      • JSONフォーマット
      • 追加データ: TYPE=2
        • JSONフォーマット
      • FORCE_REGIONS
      • 追加データ: TYPE=3
        • JSONフォーマット
      • FORCE_REGIONS
    • MAGNETIC_ENERGY
    • IRON_LOSS
      • 追加データ: IRON_LOSS=1
        • JSONフォーマット
      • FREQUENCY
      • ALPHA
      • BETA
      • GAMMA

11. 出力オプション#

出力ファイルoutput,output.jsonに出力する項目を設定します。 材料番号単位で合計した各物理量がoutputに出力されます。

Note

改訂履歴

Release 12.0.10

EMSOJsonによる output.json 出力対応

Release 2023.11

EMSOJsonによる output.json のフォーマット変更

設定項目#

11_Print_Output JSONキー:出力オプションオブジェクト

MESH(11) モデルメッシュ情報(節点,要素等)の詳細情報の出力。チェック用。

A(11) 全辺上の磁気ベクトルポテンシャルの線積分量の出力。チェック用。

V(11) 全節点上の電気スカラポテンシャルの出力。チェック用。

B_INTEG(11) 磁化および電流による空間磁束密度(T)の出力オプション。

X_SYMMETRY(11) x=0 面の境界条件設定。

Y_SYMMETRY(11) y=0 面の境界条件設定。

Z_SYMMETRY(11) z=0 面の境界条件設定。

ROTATION(11) z軸に対する回転対称次数。

NO_POINTS(11) 座標値として指定する計算点数。

NO_MAT_IDS(11) 積分計算に使用する物性番号数。

NO_COIL_SERIES(11) 積分計算に使用する COIL(17.1) の数。

INTEG_OPT(11) 積分点数オプション。

INPUT_MESH(11) B_integ_mesh のオプション。

HEAT(11) 導体全体および物性毎の発熱量(W)の出力オプション。

MAG_FLUX(11) 閉曲線と鎖交する磁束量(Wb)の出力オプション。

NO_LOOPS(11) 閉曲線ループ計算数。

READ_OPTION(11) 閉曲線の指定方法。

NO_NODES(11) ループを構成する節点数。

NODE_IDS(11) ループが通る節点番号を順次入力。

LINE_MAT_IDS(11) 各ループを定義している線要素物性番号。

SMAT_IDS(11) 鎖交磁束断面となる面要素物性番号。

CUR_FLUX(11) 面を通過する電流量(A)の出力オプション。

NO_SURFACES(11) 通過電流を計算する面要素。

FORCE_J_B(11) ローレンツ力の出力オプション。

FORCE_NODAL(11) 節点力の出力オプション。

MAGNETIC_ENERGY(11) 磁気エネルギーの出力オプション。

IRON_LOSS(11) 鉄損の出力オプション。

設定フォーマット#

テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 6]
Type=I
Text format#
* MESH * A * V * B *B_INTEG * J_Q *
    I     I    I   I     I        I
* Q_AVERAGE * HEAT * MAG_FLUX *CUR_FLUX *
    I         I         I         I
* FORCE_J_B * FORCE_NODAL * MAGNETIC_ENERGY * IRON_LOSS *
    I            I                I              I

Important

B , J_Q , Q_AVERAGE は不使用。

JSONフォーマット#

JSON format from 2024.11#
"11_Print_Output" :
{
    "MESH" : I,
    "A" : I,
    "V" : I,
    "B_INTEG" : { },
    "HEAT" : I,
    "MAG_FLUX" : { },
    "CUR_FLUX" : { },
    "FORCE_J_B" : I,
    "FORCE_NODAL" : I,
    "MAGNETIC_ENERGY" : I,
    "IRON_LOSS" : I
},

Important

B , J_Q , Q_AVERAGE は不使用であるため,JSONフォーマットでは入力無し。

Release 2024.11

JSONフォーマットでは,これらのパラメータは定義しなくてもデフォルト値を使用します。 デフォルト値は詳細説明をご覧ください。

詳細説明#

出力ファイル output, output.json に出力する項目を設定する。太字はよく使うものを表す。

テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 6]
Type=I
11_Print_Output#
JSONキー:

出力オプションオブジェクト

MESH#

MESH(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 1]
モデルメッシュ情報出力オプション#

出力オプション

説明

0

出力しない

1

モデルメッシュ情報(節点、要素等)の詳細情報を出力。チェック用。

A#

A(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 2]
全辺上の磁気ベクトルポテンシャルの線積分量出力オプション#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

出力しない

1

全辺上の磁気ベクトルポテンシャルの線積分量を出力

V#

V(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 3]
全節点上の電気スカラポテンシャル出力オプション#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

出力しない

1

全節点上の電気スカラポテンシャルを出力

B_INTEG#

B_INTEG(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 5]

磁化及び電流による空間磁束密度 (T) の出力。二次元並進対称計算にも対応。 磁化および電流(渦電流,ELMCUR(17.2) , SDEFCOIL(17.3) , PHICOIL(17.4) , DCCURR(17.5) , SUFCUR(17.6) , COIL(17.1) による磁場を積分したもの。 追加データ の入力が必要。

二次元並進対称計算( GEOMETRY(12) =1)にも対応

B_INTEG 出力オプション#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

出力しない

1

有効桁6桁出力

2

有効桁9桁出力

3

有効桁16桁出力

計算式:[EQ1]

追加データ#

B_INTEG および COIL_FORCE(10.3) でFEMモデルの対称性と同じ対称条件を設定する。

計算点座標を設定する。

テキストフォーマットの折りたたみセクション
種類:

固定パラメータセット

行数:

2

パラメータ数:

4, 4

Text format#
* SYMMETRY * ROTATION *
    I(-1,0,1)
種類:

固定パラメータセット

行数:

2

パラメータ数:

4

Text format#
* IDS * NO_COIL_SERIES * INTEG_OPT *
        I           I             I            I(0,1)

サンプル

Text format#
* X_SYMMETRY * Y_SYMMETRY * Z_SYMMETRY * ROTATION *
    1            1            -1          1
* NO_POIMTS * NO_MATIDS * NO_COIL_SERIES * INTEG_OPT * INPUT_MESH *
    3           1             1             0
* XP * YP * ZP *
0.01, 0.0, 0.0
0.01, 0.0, 0.01
0.01, 0.0, 0.02
* MAT_IDS *
    1
* COIL_SERIES *
    1
JSONフォーマット#
JSON format from 2024.11#
    "B_INTEG" :
    {
        "X_SYMMETRY" : I,
        "Y_SYMMETRY" : I,
        "Z_SYMMETRY" : I,
        "ROTATIONAL_SYMMETRY" : I,
        "B_INTEG_WIDE" : I,
        "INTEG_OPTION" : I,
        "INPUT_MESH" : I,
        "POINTS" :
        [
            [ E, E, E ]
        ],
        "MAT_IDS" : [ I ],
        "COIL_SERIES" : [ I ]
    }

サンプル

JSON format from 2024.11#
    "B_INTEG" :
    {
        "X_SYMMETRY" : 1,
        "Y_SYMMETRY" : 1,
        "Z_SYMMETRY" : -1,
        "ROTATIONAL_SYMMETRY" : 1,
        "B_INTEG_WIDE" : 2,
        "INTEG_OPTION" : 0,
        "INPUT_MESH" : 0,
        "POINTS" :
        [
            [ 0.01, 0.0, 0.0 ],
            [ 0.01, 0.0, 0.01 ],
            [ 0.01, 0.0, 0.02 ]
        ],
        "MAT_IDS" : [ 1 ],
        "COIL_SERIES" : [ 1 ]
    }

Important

Release 2024.11

JSONフォーマットでは,これらのパラメータは定義しなくてもデフォルト値を使用します。 デフォルト値は詳細説明をご覧ください。

X_SYMMETRY#

X_SYMMETRY(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 1]
x=0 面の境界条件設定#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

x=0 面に対して対称性無し。

1

x=0 面が \(\pmb{B}_n = 0\) の対称面。

-1

x=0 面が \(\pmb{H}_t = 0\) の対称面。

Y_SYMMETRY#

Y_SYMMETRY(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 2]
y=0 面の境界条件設定#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

y=0 面に対して対称性無し。

1

y=0 面が \(\pmb{B}_n = 0\) の対称面。

-1

y=0 面が \(\pmb{H}_t = 0\) の対称面。

Z_SYMMETRY#

Z_SYMMETRY(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 3]
z=0 面の境界条件設定#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

z=0 面に対して対称性無し。

1

z=0 面が \(\pmb{B}_n = 0\) の対称面。

-1

z=0 面が \(\pmb{H}_t = 0\) の対称面。

ROTATION#

ROTATION(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 4]
型:

整数 (I)

説明:

z 軸に対する回転対称次数。 すなわちモデルを2 \(\pi\) / ROTATION だけz 軸を中心にして回転したとき,磁場が一致する。 負の時は,磁場が反転する。 回転対称性のないとき=1 とすること。

デフォルト値:

1

テキストフォーマットの折りたたみセクション
NO_POINTS(11)#

NO_POINTS

固定パラメータセット1#
[row, col] = [2, 1]
Type=I

XP, YP, ZPで座標値として指定する計算点数。

NO_MAT_IDS(11)#

NO_MAT_IDS

固定パラメータセット1#
[row, col] = [2, 2]
Type=I

積分計算に使用する物性番号数。

デフォルト値:

0

NO_COIL_SERIES(11)#

NO_COIL_SERIES

固定パラメータセット1#
[row, col] = [2, 3]
Type=I

積分計算に使用する外部電流磁場ソース COIL の数。

デフォルト値:

0

POINTS#

POINTS(11)#
型:

整数配列 (I)

説明:

計算点座標を配列で設定する。

MAT_IDS#

MAT_IDS(11)#
型:

整数配列 (I)

説明:

積分計算に使用する物性番号 MAT_ID(16.1) を配列で設定する。

COIL_SERIES#

COIL_SERIES(11)#
型:

整数配列 (I)

説明:

積分計算に使用する COIL(17.1) の数を配列で設定する。

INTEG_OPT#

INTEG_OPT(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [2, 4]
積分点数オプション#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

要素ガウス点での磁化あるいは電流を積分する。

1

要素中心のみに対して積分を行う。

磁場計算および COIL(17.1) 電磁力計算時に適用される。

INPUT_MESH#

INPUT_MESH(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [2, 5]
メッシュファイルフォーマット#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

出力しない

1

B_integ_mesh ファイルの節点データを B_INTEG の計算点として使用する。

メッシュファイルフォーマットは INPUT_MESH_FILE(10.1) と同じにすること。 MESHLESS(10.1) =1でなくとも使用可能。COIL(17.1) のみ解析で COIL形状データは MESH(10.3) =1のとき post_geom に出力される。

Caution

MOTION(2) 使用時は計算点の座標系は全体座標系(静止座標系)で計算される。

Note

改訂履歴

Release 11.3.1

二次元並進対称計算( GEOMETRY(12) =1)時と MOTION(2) 使用時に対応

HEAT#

HEAT(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [2, 2]
発熱量出力オプション#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

出力しない

1

導体全体および物性毎の発熱量(W)を出力

計算式:[EQ2]

MAG_FLUX#

MAG_FLUX(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [2, 3]
閉曲線と鎖交する磁束量出力オプション#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

出力しない

1

閉曲線と鎖交する磁束量(Wb)を出力

2

面要素入力の場合,鎖交磁束を面積で除算した平均磁束密度も出力。

計算式:[EQ3]

追加データ#

鎖交磁束を計算する閉曲線オプションについて設定する。

テキストフォーマットの折りたたみセクション
種類:

固定パラメータセット

行数:

2 (3)

パラメータ数:

2, (1), N

節点入力

Text format#
*  NO_LOOPS *  READ_OPTION *
    I            0
* NO_NODES *
    I
* NODE_IDS *
I, ...

線要素入力

Text format#
*  NO_LOOPS *  READ_OPTION *
    I            1
* LINE_MAT_ID *
    I

面要素入力

Text format#
*  NO_LOOPS *  READ_OPTION *
    I            2
* SMAT_ID *
    I
JSONフォーマット#

節点入力

JSON format from 2024.11#
    "MAG_FLUX" :
    {
        "LOOP_NODES" :
        [
            [ I ]
        ]
    }

線要素入力

JSON format from 2024.11#
    "MAG_FLUX" :
    {
        "LOOP_EDGS" : [ I ]
    }

面要素入力

JSON format from 2024.11#
    "MAG_FLUX" :
    {
        "SURFACES" : [ I ]
    }
テキストフォーマットの折りたたみセクション
NO_LOOPS(11)#

NO_LOOPS

固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 1]
Type=I

閉曲線ループ計算数。JSONフォーマットでは配列で指定する。

READ_OPTION#

READ_OPTION(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 2]
閉曲線の指定方法#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

節点入力

1

線要素入力

2

面要素入力。面要素入力の場合,鎖交磁束を面積で除算した平均磁束密度も出力。

テキストフォーマットの折りたたみセクション
NO_NODES(11)#

節点入力:NO_NODES

固定パラメータセット1#
[row, col] = [2, 1]
Type=I

ループを構成する節点数

LOOP_NODES#
LOOP_NODES(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
NODE_IDS(11)#

節点入力:NODE_IDS

固定パラメータセット1#
[row, col] = [3, 1]

テキストフォーマットの場合一行ずつ記載すること。

型:

整数配列 (I)

説明:

閉曲線を構成する節点番号。

ループが通る節点番号を順次入力。連続する節点は辺の両端に無ければならない。

一つのループは対称性を考えて閉じていればよい。解析領域で閉じている場合は,始点と終点は一致する。

LOOP_EDGS#
LOOP_EDGS(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
LINE_MAT_IDS(11)#

辺要素入力:LINE_MAT_IDS

固定パラメータセット1#
[row, col] = [2, 1]

テキストフォーマットの場合一行に記載すること。

型:

整数配列 (I)

説明:

閉曲線を構成する辺要素番号。

各ループを定義している線要素物性番号。

要素方向が揃っている必要があり,線要素の向きに対して右ねじを正とした磁束量が出力される。

SURFACES#
SURFACES(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
SMAT_IDS(11)#

面要素入力:SMAT_IDS

固定パラメータセット1#
[row, col] = [2, 1]

テキストフォーマットの場合一行ずつ記載すること。

型:

整数配列 (I)

説明:

鎖交磁束断面となる面要素物性番号。

要素方向が揃っている必要があり,面要素の向き(右ねじ方向)を正とした磁束量が出力される。

CUR_FLUX#

CUR_FLUX(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [2, 3]
面を通過する電流量出力オプション#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

出力しない

1

面を通過する電流量(A)を出力

追加データ#

テキストフォーマットの折りたたみセクション
種類:

固定パラメータセット

行数:

2

パラメータ数:

1, N

Text format#
* NO_SURFACES *
      I
* SMAT_IDS *
     I
JSONフォーマット#
JSON format from 2024.11#
    "CUR_FLUX" :
    {
        "SURFACES" : [ I ]
    }
テキストフォーマットの折りたたみセクション
NO_SURFACES(11)#

NO_SURFACES

固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 1]
Type=I

通過電流を計算する面要素。JSONフォーマットでは配列で指定する。

SURFACES#
SURFACES(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
SMAT_IDS(11)#

SMAT_IDS

固定パラメータセット1#
[row, col] = [2, 1]

テキストフォーマットの場合一行ずつ記載すること。

型:

整数 (I)

説明:

面を通過する電流量を計算する面要素物性番号。

面を構成する面要素が入力メッシュデータファイル pre_geom あるいは rotor_mesh に含まれなければならない。面要素は,導体体積要素の面に一致する必要が有る。面要素の向き(右ねじ方向)は,体積要素に対して外向きとする。体積要素から流出する電流量が合計される。

面要素の物性番号を負値とすると,面要素の向きを逆向きにする。二次元解析の場合有用。

FORCE_J_B#

FORCE_J_B(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [3, 1]
型:

整数 (I)

値:

0, 1

説明:

ローレンツ力 \(\pmb{J} \times \pmb{B}\) を物性毎および合計を出力する。

FORCE_NODAL#

FORCE_NODAL(11)#

TYPE#

テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [3, 2]
節点力出力オプション#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

出力しない

1

節点力による電磁力を物性毎および合計を出力

2

空気を含む領域の節点力積算値の出力を加える

3

面物性番号の電磁力をファイル surface_force に面要素メッシュと共に出力する。 output ファイルにもトータル力を出力する。

TYPE =1では追加データはなし。

計算式:[EQ4]

JSONフォーマット#

JSON format from 2024.11#
    "FORCE_NODAL" :
    {
        "TYPE" : I
    }

追加データ: TYPE=2#

空気を含む領域の節点力積算値の出力

テキストフォーマットの折りたたみセクション
種類:

固定パラメータセット

行数:

1 + NO_FORCE_REGION*NO_MAT_IDS*MAT_IDS

パラメータ数:

1, 1, 1,...

Text format#
* NO_FORCE_REGION *
      I
* NO_MAT_IDS *
     I
* MAT_IDS *
     I
JSONフォーマット#
JSON format from 2024.11#
    "FORCE_NODAL" : {
        "TYPE" : 2,
        "FORCE_REGIONS" : [ [ I ] ]
    }
テキストフォーマットの折りたたみセクション
NO_FORCE_REGION(11)#

NO_FORCE_REGION

固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 1]

節点力積算領域数。

NO_MAT_IDS(11)#

NO_MAT_IDS

固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 1]
Type=I

領域に含まれる物性番号数。

MAT_IDS(11)#

MAT_IDS

固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 1]
Type=I

領域に含まれる物性番号。

FORCE_REGIONS#

FORCE_REGIONS(11)#
型:

整数配列 (I)

説明:

領域に含まれる物性番号。JSONフォーマットでは二次元配列 [[]] で指定する。

追加データ: TYPE=3#

面物性番号の電磁力の出力

テキストフォーマットの折りたたみセクション
種類:

固定パラメータセット

行数:

1*NO_SMAT_IDS

パラメータ数:

1, N

Text format#
* NO_SMAT_IDS *
      I
* SMAT_IDS *
     I
JSONフォーマット#
JSON format from 2024.11#
    "FORCE_NODAL" : {
        "TYPE" : 3,
        "SURFACE_FORCE" : [ I ]
    }
テキストフォーマットの折りたたみセクション
NO_SMAT_IDS(11)#

NO_FORCE_REGION

固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 1]
Type=I

節点力積算領域数。

NO_MAT_IDS(11)#

NO_MAT_IDS

固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 1]
Type=I

領域に含まれる物性番号数。

MAT_IDS(11)#

MAT_IDS

固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 1]
Type=I

領域に含まれる物性番号。

FORCE_REGIONS#

FORCE_REGIONS(11)#
型:

整数配列 (I)

説明:

領域に含まれる物性番号。JSONフォーマットでは二次元配列 [[]] で指定する。

MAGNETIC_ENERGY#

MAGNETIC_ENERGY(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [3, 3]
磁気エネルギー出力オプション#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

出力しない

1

各領域およびトータルの磁気エネルギー(J)を出力

計算式: [EQ5]

IRON_LOSS#

IRON_LOSS(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [3, 4]

各領域およびトータルの鉄損(W)を出力。体積要素特性 16_1_3D_Element_Properties のデータ入力が必要。

鉄損出力オプション#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

出力しない

1

磁束密度の最大値による算出法。 鉄損算出入力パラメータ のデータ入力も必要。

2

磁束密度波形による算出法。

3

PlayModel( Play_Model(16.1) )によるヒステリシス損算出。

使用には <HYSTERESIS module> が必要です。

<周波数領域解析( AC(2) =2)の時>

鉄損出力オプション#

出力オプション

説明

0 デフォルト値

出力しない

1

磁気損失(W)を出力。

JSONフォーマットでは上記項目を TYPE に指定。TYPE =1では追加データ必要。

JSON format from 2024.11#
    "IRON_LOSS" :
    {
        "TYPE" : I
    }

追加データ: IRON_LOSS=1#

磁束密度の最大値による算出法(スタインメッツの方法)

テキストフォーマットの折りたたみセクション
種類:

固定パラメータセット

行数:

1

パラメータ数:

4

Text format#
* FREQUENCY * ALPHA * BETA * GAMMA *
     E         E       E       E
JSONフォーマット#
JSON format from 2024.11#
    "IRON_LOSS" :
    {
        "TYPE" : 1,
        "FREQUENCY" : E,
        "ALPHA" : E,
        "BETA" : E,
        "GAMMA" : E
    }

FREQUENCY#

FREQUENCY(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 1]
型:

実数 (E)

単位:

Hz

説明:

鉄損計算する基本波周波数

ALPHA#

ALPHA(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 2]
型:

実数 (E)

説明:

鉄損計算する周波数のべき乗 \(\alpha\)。

デフォルト値:

2

BETA#

BETA(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 3
型:

実数 (E)

説明:

鉄損計算する磁束密度のべき乗 \(\beta\)。

デフォルト値:

2

GAMMA#

GAMMA(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
固定パラメータセット1#
[row, col] = [1, 4]
型:

実数 (E)

説明:

鉄損計算するヒステリシス損の磁束密度のべき乗 \(\gamma\)。

デフォルト値:

2

計算式: [EQ6]

previous

10.3 ポストデータ出力ファイル

next

12. 解析の次元と局所座標系

Contents
  • 設定項目
  • 設定フォーマット
    • JSONフォーマット
  • 詳細説明
    • MESH
    • A
    • V
    • B_INTEG
      • 追加データ
        • JSONフォーマット
      • X_SYMMETRY
      • Y_SYMMETRY
      • Z_SYMMETRY
      • ROTATION
      • POINTS
      • MAT_IDS
      • COIL_SERIES
      • INTEG_OPT
      • INPUT_MESH
    • HEAT
    • MAG_FLUX
      • 追加データ
        • JSONフォーマット
      • READ_OPTION
        • LOOP_NODES
        • LOOP_EDGS
        • SURFACES
    • CUR_FLUX
      • 追加データ
        • JSONフォーマット
        • SURFACES
    • FORCE_J_B
    • FORCE_NODAL
      • TYPE
      • JSONフォーマット
      • 追加データ: TYPE=2
        • JSONフォーマット
      • FORCE_REGIONS
      • 追加データ: TYPE=3
        • JSONフォーマット
      • FORCE_REGIONS
    • MAGNETIC_ENERGY
    • IRON_LOSS
      • 追加データ: IRON_LOSS=1
        • JSONフォーマット
      • FREQUENCY
      • ALPHA
      • BETA
      • GAMMA

By Hiroyuki Kaimori

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