11. 出力オプション#
出力ファイルoutput,output.jsonに出力する項目を設定します。 材料番号単位で合計した各物理量がoutputに出力されます。
Note
改訂履歴
EMSOJsonによる output.json 出力対応
EMSOJsonによる output.json のフォーマット変更
設定項目#
11_Print_Output JSONキー:出力オプションオブジェクト
MESH(11) モデルメッシュ情報(節点,要素等)の詳細情報の出力。チェック用。
A(11) 全辺上の磁気ベクトルポテンシャルの線積分量の出力。チェック用。
V(11) 全節点上の電気スカラポテンシャルの出力。チェック用。
B_INTEG(11) 磁化および電流による空間磁束密度(T)の出力オプション。
X_SYMMETRY(11)x=0 面の境界条件設定。
Y_SYMMETRY(11)y=0 面の境界条件設定。
Z_SYMMETRY(11)z=0 面の境界条件設定。
ROTATION(11)z軸に対する回転対称次数。
NO_POINTS(11)座標値として指定する計算点数。
NO_MAT_IDS(11)積分計算に使用する物性番号数。
NO_COIL_SERIES(11)積分計算に使用するCOIL(17.1)の数。
INTEG_OPT(11)積分点数オプション。
INPUT_MESH(11)B_integ_mesh のオプション。
HEAT(11) 導体全体および物性毎の発熱量(W)の出力オプション。
MAG_FLUX(11) 閉曲線と鎖交する磁束量(Wb)の出力オプション。
NO_LOOPS(11)閉曲線ループ計算数。
READ_OPTION(11)閉曲線の指定方法。
NO_NODES(11)ループを構成する節点数。
NODE_IDS(11)ループが通る節点番号を順次入力。
LINE_MAT_IDS(11)各ループを定義している線要素物性番号。
SMAT_IDS(11)鎖交磁束断面となる面要素物性番号。
CUR_FLUX(11) 面を通過する電流量(A)の出力オプション。
NO_SURFACES(11)通過電流を計算する面要素。
FORCE_J_B(11) ローレンツ力の出力オプション。
FORCE_NODAL(11) 節点力の出力オプション。
MAGNETIC_ENERGY(11) 磁気エネルギーの出力オプション。
IRON_LOSS(11) 鉄損の出力オプション。
設定フォーマット#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 6]
Type=I
* MESH * A * V * B *B_INTEG * J_Q *
I I I I I I
* Q_AVERAGE * HEAT * MAG_FLUX *CUR_FLUX *
I I I I
* FORCE_J_B * FORCE_NODAL * MAGNETIC_ENERGY * IRON_LOSS *
I I I I
Important
B , J_Q , Q_AVERAGE は不使用。
JSONフォーマット#
"11_Print_Output" :
{
"MESH" : I,
"A" : I,
"V" : I,
"B_INTEG" : { },
"HEAT" : I,
"MAG_FLUX" : { },
"CUR_FLUX" : { },
"FORCE_J_B" : I,
"FORCE_NODAL" : I,
"MAGNETIC_ENERGY" : I,
"IRON_LOSS" : I
},
Important
B , J_Q , Q_AVERAGE は不使用であるため,JSONフォーマットでは入力無し。
JSONフォーマットでは,これらのパラメータは定義しなくてもデフォルト値を使用します。 デフォルト値は詳細説明をご覧ください。
詳細説明#
出力ファイル output, output.json に出力する項目を設定する。太字はよく使うものを表す。
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 6]
Type=I
- 11_Print_Output#
- JSONキー:
出力オプションオブジェクト
MESH#
- MESH(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 1]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 |
出力しない |
1 |
モデルメッシュ情報(節点、要素等)の詳細情報を出力。チェック用。 |
A#
- A(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 2]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
出力しない |
1 |
全辺上の磁気ベクトルポテンシャルの線積分量を出力 |
V#
- V(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 3]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
出力しない |
1 |
全節点上の電気スカラポテンシャルを出力 |
B_INTEG#
- B_INTEG(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 5]
磁化及び電流による空間磁束密度 (T) の出力。二次元並進対称計算にも対応。
磁化および電流(渦電流,ELMCUR(17.2) , SDEFCOIL(17.3) , PHICOIL(17.4) , DCCURR(17.5) , SUFCUR(17.6) , COIL(17.1) による磁場を積分したもの。 追加データ の入力が必要。
二次元並進対称計算( GEOMETRY(12) =1)にも対応
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
出力しない |
1 |
有効桁6桁出力 |
2 |
有効桁9桁出力 |
3 |
有効桁16桁出力 |
計算式:[EQ1]
追加データ#
B_INTEG および COIL_FORCE(10.3) でFEMモデルの対称性と同じ対称条件を設定する。
計算点座標を設定する。
テキストフォーマットの折りたたみセクション
- 種類:
固定パラメータセット
- 行数:
2
- パラメータ数:
4, 4
* SYMMETRY * ROTATION *
I(-1,0,1)
- 種類:
固定パラメータセット
- 行数:
2
- パラメータ数:
4
* IDS * NO_COIL_SERIES * INTEG_OPT *
I I I I(0,1)
サンプル
* X_SYMMETRY * Y_SYMMETRY * Z_SYMMETRY * ROTATION *
1 1 -1 1
* NO_POIMTS * NO_MATIDS * NO_COIL_SERIES * INTEG_OPT * INPUT_MESH *
3 1 1 0
* XP * YP * ZP *
0.01, 0.0, 0.0
0.01, 0.0, 0.01
0.01, 0.0, 0.02
* MAT_IDS *
1
* COIL_SERIES *
1
JSONフォーマット#
"B_INTEG" :
{
"X_SYMMETRY" : I,
"Y_SYMMETRY" : I,
"Z_SYMMETRY" : I,
"ROTATIONAL_SYMMETRY" : I,
"B_INTEG_WIDE" : I,
"INTEG_OPTION" : I,
"INPUT_MESH" : I,
"POINTS" :
[
[ E, E, E ]
],
"MAT_IDS" : [ I ],
"COIL_SERIES" : [ I ]
}
サンプル
"B_INTEG" :
{
"X_SYMMETRY" : 1,
"Y_SYMMETRY" : 1,
"Z_SYMMETRY" : -1,
"ROTATIONAL_SYMMETRY" : 1,
"B_INTEG_WIDE" : 2,
"INTEG_OPTION" : 0,
"INPUT_MESH" : 0,
"POINTS" :
[
[ 0.01, 0.0, 0.0 ],
[ 0.01, 0.0, 0.01 ],
[ 0.01, 0.0, 0.02 ]
],
"MAT_IDS" : [ 1 ],
"COIL_SERIES" : [ 1 ]
}
X_SYMMETRY#
- X_SYMMETRY(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 1]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
x=0 面に対して対称性無し。 |
1 |
x=0 面が \(\pmb{B}_n = 0\) の対称面。 |
-1 |
x=0 面が \(\pmb{H}_t = 0\) の対称面。 |
Y_SYMMETRY#
- Y_SYMMETRY(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 2]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
y=0 面に対して対称性無し。 |
1 |
y=0 面が \(\pmb{B}_n = 0\) の対称面。 |
-1 |
y=0 面が \(\pmb{H}_t = 0\) の対称面。 |
Z_SYMMETRY#
- Z_SYMMETRY(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 3]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
z=0 面に対して対称性無し。 |
1 |
z=0 面が \(\pmb{B}_n = 0\) の対称面。 |
-1 |
z=0 面が \(\pmb{H}_t = 0\) の対称面。 |
ROTATION#
- ROTATION(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 4]
- 型:
整数 (I)
- 説明:
z 軸に対する回転対称次数。 すなわちモデルを2 \(\pi\) /
ROTATIONだけz 軸を中心にして回転したとき,磁場が一致する。 負の時は,磁場が反転する。 回転対称性のないとき=1 とすること。- デフォルト値:
1
テキストフォーマットの折りたたみセクション
- NO_POINTS(11)#
NO_POINTS
[row, col] = [2, 1]
Type=I
XP, YP, ZPで座標値として指定する計算点数。
- NO_MAT_IDS(11)#
NO_MAT_IDS
[row, col] = [2, 2]
Type=I
積分計算に使用する物性番号数。
- デフォルト値:
0
- NO_COIL_SERIES(11)#
NO_COIL_SERIES
[row, col] = [2, 3]
Type=I
積分計算に使用する外部電流磁場ソース COIL の数。
- デフォルト値:
0
POINTS#
- POINTS(11)#
- 型:
整数配列 (I)
- 説明:
計算点座標を配列で設定する。
MAT_IDS#
- MAT_IDS(11)#
- 型:
整数配列 (I)
- 説明:
積分計算に使用する物性番号
MAT_ID(16.1)を配列で設定する。
COIL_SERIES#
- COIL_SERIES(11)#
- 型:
整数配列 (I)
- 説明:
積分計算に使用する
COIL(17.1)の数を配列で設定する。
INTEG_OPT#
- INTEG_OPT(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [2, 4]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
要素ガウス点での磁化あるいは電流を積分する。 |
1 |
要素中心のみに対して積分を行う。 |
磁場計算および COIL(17.1) 電磁力計算時に適用される。
INPUT_MESH#
- INPUT_MESH(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [2, 5]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
出力しない |
1 |
B_integ_mesh ファイルの節点データを |
メッシュファイルフォーマットは INPUT_MESH_FILE(10.1) と同じにすること。 MESHLESS(10.1) =1でなくとも使用可能。COIL(17.1) のみ解析で COIL形状データは MESH(10.3) =1のとき post_geom に出力される。
Caution
MOTION(2) 使用時は計算点の座標系は全体座標系(静止座標系)で計算される。
HEAT#
- HEAT(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [2, 2]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
出力しない |
1 |
導体全体および物性毎の発熱量(W)を出力 |
計算式:[EQ2]
MAG_FLUX#
- MAG_FLUX(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [2, 3]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
出力しない |
1 |
閉曲線と鎖交する磁束量(Wb)を出力 |
2 |
面要素入力の場合,鎖交磁束を面積で除算した平均磁束密度も出力。 |
計算式:[EQ3]
追加データ#
鎖交磁束を計算する閉曲線オプションについて設定する。
テキストフォーマットの折りたたみセクション
- 種類:
固定パラメータセット
- 行数:
2 (3)
- パラメータ数:
2, (1), N
節点入力
Text format#* NO_LOOPS * READ_OPTION * I 0 * NO_NODES * I * NODE_IDS * I, ...
線要素入力
* NO_LOOPS * READ_OPTION *
I 1
* LINE_MAT_ID *
I
面要素入力
* NO_LOOPS * READ_OPTION *
I 2
* SMAT_ID *
I
JSONフォーマット#
節点入力
"MAG_FLUX" :
{
"LOOP_NODES" :
[
[ I ]
]
}
線要素入力
"MAG_FLUX" :
{
"LOOP_EDGS" : [ I ]
}
面要素入力
"MAG_FLUX" :
{
"SURFACES" : [ I ]
}
READ_OPTION#
- READ_OPTION(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 2]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
節点入力 |
1 |
線要素入力 |
2 |
面要素入力。面要素入力の場合,鎖交磁束を面積で除算した平均磁束密度も出力。 |
テキストフォーマットの折りたたみセクション
- NO_NODES(11)#
節点入力:NO_NODES
[row, col] = [2, 1]
Type=I
ループを構成する節点数
LOOP_NODES#
- LOOP_NODES(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
- NODE_IDS(11)#
節点入力:NODE_IDS
[row, col] = [3, 1]
テキストフォーマットの場合一行ずつ記載すること。
- 型:
整数配列 (I)
- 説明:
閉曲線を構成する節点番号。
ループが通る節点番号を順次入力。連続する節点は辺の両端に無ければならない。
一つのループは対称性を考えて閉じていればよい。解析領域で閉じている場合は,始点と終点は一致する。
LOOP_EDGS#
- LOOP_EDGS(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
- LINE_MAT_IDS(11)#
辺要素入力:LINE_MAT_IDS
[row, col] = [2, 1]
テキストフォーマットの場合一行に記載すること。
- 型:
整数配列 (I)
- 説明:
閉曲線を構成する辺要素番号。
各ループを定義している線要素物性番号。
要素方向が揃っている必要があり,線要素の向きに対して右ねじを正とした磁束量が出力される。
SURFACES#
- SURFACES(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
- SMAT_IDS(11)#
面要素入力:SMAT_IDS
[row, col] = [2, 1]
テキストフォーマットの場合一行ずつ記載すること。
- 型:
整数配列 (I)
- 説明:
鎖交磁束断面となる面要素物性番号。
要素方向が揃っている必要があり,面要素の向き(右ねじ方向)を正とした磁束量が出力される。
CUR_FLUX#
- CUR_FLUX(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [2, 3]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
出力しない |
1 |
面を通過する電流量(A)を出力 |
追加データ#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
- 種類:
固定パラメータセット
- 行数:
2
- パラメータ数:
1, N
* NO_SURFACES *
I
* SMAT_IDS *
I
JSONフォーマット#
"CUR_FLUX" :
{
"SURFACES" : [ I ]
}
SURFACES#
- SURFACES(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
- SMAT_IDS(11)#
SMAT_IDS
[row, col] = [2, 1]
テキストフォーマットの場合一行ずつ記載すること。
- 型:
整数 (I)
- 説明:
面を通過する電流量を計算する面要素物性番号。
面を構成する面要素が入力メッシュデータファイル pre_geom あるいは rotor_mesh に含まれなければならない。面要素は,導体体積要素の面に一致する必要が有る。面要素の向き(右ねじ方向)は,体積要素に対して外向きとする。体積要素から流出する電流量が合計される。
面要素の物性番号を負値とすると,面要素の向きを逆向きにする。二次元解析の場合有用。
FORCE_J_B#
- FORCE_J_B(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [3, 1]
- 型:
整数 (I)
- 値:
0, 1
- 説明:
ローレンツ力 \(\pmb{J} \times \pmb{B}\) を物性毎および合計を出力する。
FORCE_NODAL#
- FORCE_NODAL(11)#
TYPE#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [3, 2]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
出力しない |
1 |
節点力による電磁力を物性毎および合計を出力 |
2 |
空気を含む領域の節点力積算値の出力を加える |
3 |
面物性番号の電磁力をファイル surface_force に面要素メッシュと共に出力する。 output ファイルにもトータル力を出力する。 |
TYPE =1では追加データはなし。
計算式:[EQ4]
JSONフォーマット#
"FORCE_NODAL" :
{
"TYPE" : I
}
追加データ: TYPE=2#
空気を含む領域の節点力積算値の出力
テキストフォーマットの折りたたみセクション
- 種類:
固定パラメータセット
- 行数:
1 + NO_FORCE_REGION*NO_MAT_IDS*MAT_IDS
- パラメータ数:
1, 1, 1,...
* NO_FORCE_REGION *
I
* NO_MAT_IDS *
I
* MAT_IDS *
I
JSONフォーマット#
"FORCE_NODAL" : {
"TYPE" : 2,
"FORCE_REGIONS" : [ [ I ] ]
}
FORCE_REGIONS#
- FORCE_REGIONS(11)#
- 型:
整数配列 (I)
- 説明:
領域に含まれる物性番号。JSONフォーマットでは二次元配列 [[]] で指定する。
追加データ: TYPE=3#
面物性番号の電磁力の出力
テキストフォーマットの折りたたみセクション
- 種類:
固定パラメータセット
- 行数:
1*NO_SMAT_IDS
- パラメータ数:
1, N
* NO_SMAT_IDS *
I
* SMAT_IDS *
I
JSONフォーマット#
"FORCE_NODAL" : {
"TYPE" : 3,
"SURFACE_FORCE" : [ I ]
}
FORCE_REGIONS#
- FORCE_REGIONS(11)#
- 型:
整数配列 (I)
- 説明:
領域に含まれる物性番号。JSONフォーマットでは二次元配列 [[]] で指定する。
MAGNETIC_ENERGY#
- MAGNETIC_ENERGY(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [3, 3]
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
出力しない |
1 |
各領域およびトータルの磁気エネルギー(J)を出力 |
計算式: [EQ5]
IRON_LOSS#
- IRON_LOSS(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [3, 4]
各領域およびトータルの鉄損(W)を出力。体積要素特性 16_1_3D_Element_Properties のデータ入力が必要。
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
出力しない |
1 |
磁束密度の最大値による算出法。 鉄損算出入力パラメータ のデータ入力も必要。 |
2 |
磁束密度波形による算出法。 |
3 |
PlayModel( |
使用には <HYSTERESIS module> が必要です。
<周波数領域解析( AC(2) =2)の時>
出力オプション |
説明 |
|---|---|
0 デフォルト値 |
出力しない |
1 |
磁気損失(W)を出力。 |
JSONフォーマットでは上記項目を TYPE に指定。TYPE =1では追加データ必要。
"IRON_LOSS" :
{
"TYPE" : I
}
追加データ: IRON_LOSS=1#
磁束密度の最大値による算出法(スタインメッツの方法)
テキストフォーマットの折りたたみセクション
- 種類:
固定パラメータセット
- 行数:
1
- パラメータ数:
4
* FREQUENCY * ALPHA * BETA * GAMMA *
E E E E
JSONフォーマット#
"IRON_LOSS" :
{
"TYPE" : 1,
"FREQUENCY" : E,
"ALPHA" : E,
"BETA" : E,
"GAMMA" : E
}
FREQUENCY#
- FREQUENCY(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 1]
- 型:
実数 (E)
- 単位:
Hz
- 説明:
鉄損計算する基本波周波数
ALPHA#
- ALPHA(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 2]
- 型:
実数 (E)
- 説明:
鉄損計算する周波数のべき乗 \(\alpha\)。
- デフォルト値:
2
BETA#
- BETA(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 3
- 型:
実数 (E)
- 説明:
鉄損計算する磁束密度のべき乗 \(\beta\)。
- デフォルト値:
2
GAMMA#
- GAMMA(11)#
テキストフォーマットの折りたたみセクション
[row, col] = [1, 4]
- 型:
実数 (E)
- 説明:
鉄損計算するヒステリシス損の磁束密度のべき乗 \(\gamma\)。
- デフォルト値:
2
計算式: [EQ6]