VIII. Release Note#
リリース2025.11 主要変更点#
2025/11 Release
10.1 入力ファイル の
INPUT_MESH_FILEと 10.2 出力ファイル のOUTPUT_DATA_FILEの指定としてテキスト入力も追加。10.1 入力ファイル の
INPUT_MESH_FILEにGMSH(.msh) を追加10.2 出力ファイル(続き) の
OUTPUT_DATA_FILEにGMSH(.msh),HDF5(.h5) &XDMF(.xmf) ,GiD post(case.post.msh, case.post.res) を追加17. ソース項 の
FIELD_SOURCEのCOILにEXMAG入力パラメータを追加。20. B-Hカーブ のデータとして,暗号化されたデータの読み込みに対応。暗号化BHカーブはSSILが保持している材料ライブラリのもの。
リリース2025.05 主要変更点#
2025/05 Release
HandbookをSphinxに変換。
Pythonから呼び出し可能な pyemsol モジュールの正式版をリリース
input.json のフォーマットを新たに記述。
output.json のフォーマットを新たに記述。
- パラメータの説明を, input.json のフォーマットに合わせて記述。
従来のテキストフォーマットは,"折りたたみセクション"を使用して,テキストの折りたたみ表示を行うように変更。
リリース2024.11 主要変更点#
2024/11 Release
テキストペースのinputファイルに加え,新たにJSON形式を追加。
Pythonから呼び出し可能な pyemsol モジュールのβ版をリリース
8. 計算ステップ TP-EEC法の補正回数の設定:
MAX_NO_CORRECTIONを追加解析途中の電流・電圧・コイル鎖交磁束のモニタリング機能: output_realtime ファイルの出力
エラー&ワーニング出力方法の変更。 VII Error Messages を参照。
output.json フォーマットの変更
リリース2023.11 主要変更点#
2023/11 Release
EMSolutionのライセンス管理をFlexNetに変更
7. 初期条件 に
OUTPUT_STEP_NOの設定項目を追加13. 境界条件 に境界面内の指定要素によるBn=0面,Ht=0面の設定項目を追加
2023.11より,リリース番号を「年.月」に変更
output.json のフォーマットを可読性があるものに変更
リリース12.0.19 主要変更点#
2022/07 Release
8. 計算ステップ, 周波数 の
TP_EEC_OPTIONに,dq-TP-EEC法を追加8.1 多相交流簡易TP-EEC法およびdq-TP-EEC法設定領域 にdq-TP-EEC法の設定項目を追加 。
10.2 出力ファイル に QVOL カード出力用 として Nastran BDF file を追加。 熱流体解析との連成解析 で使用。
10.2 出力ファイル に 11.2 NODAL_FORCE =3の時に post_geom に電磁力を出力することを追記。
10.2 出力ファイル の
MAGNETIZATIONに,磁性体の透磁率出力オプションと,着磁解析時 の残留磁束密度と着磁率出力オプションとして initial_magnetization.dat に出力することを追記。11.1 出力オプション の
NODAL_FORCEに面要素の電磁力をsurface_forceに面要素メッシュデータと共に出力することを追記。17.11 節点電位ソース に節点電位を与える電界ソース
POT NODEを追記。20.6 永久磁石の着磁曲線 に着磁解析 の入力データである着磁曲線について追記。
23. initial_magnetization.dat ファイル に, MAGNETの要素毎に磁化入力(17.7.2) の時 に使用される initial_magnetization.dat について追記。
リリース12.0.18 主要変更点#
2021/04 Release
5. 収束条件 の
SOLVERにICCR法とIC QMR-COCG法, IC QMR-COCR法を追加。対称Gauss-Seidel CG法は削除し,ICCR法に置き換え。5. 収束条件 の
ICCG_CONVとNON_LINEAR_CONVの推奨値を厳しめに変更。また非線形収束ハンチを厳しくしたい場合にCHECK_Bの使用を推奨することを追記。10.2 出力ファイル(続き) の
POST_FFTの設定項目の5行目の出力条件を訂正。10.2 出力ファイル(続き) の magnetic ファイルの出力オプション=3を追記。また=11で磁気エネルギーを出力するように変更。
11.4. 磁化および電流積分による空間磁場 の
MESH_INPUT=1はMESHLESS=1でなくとも使用できることを追記。16.1.1. 体積要素特性 の
ANISOTROPY=1に交流定常解析の場合に複素透磁率を設定することを追記。17.1.10. COIL積分要素 の
NDIVにLOOP-とARC-のデフォルト値を追記。20. B-Hカーブ の設定項目が多いため,枝番で記載するように修正。
リリース12.0.17 主要変更点#
2020/04 Release
10.2 出力ファイル(続き) の
POST_FFTの設定項目の4,5行目の順番を訂正。11.2 鎖交磁束計算ループ の
READ_OPTION=1, 2の時の記述を修正。
リリース12.0.16 主要変更点#
2020/03 Release
5. 収束条件 にIC COCR法の収束判定条件を記載。
7. 初期条件 にALL_STEP_OUTPUTオプションを追加。
10.2 出力ファイル(続き) の電界解析の electric ファイルに電束密度分布の出力を追加。
10.2 出力ファイル(続き) の電界解析の electric ファイルに静電エネルギー項を追加。
14. 周期境界条件,スライド面 の
LINE_INPUTの定義方法に折れ線入力機能を追加。17.2 内部電流磁場ソース, 17.3 表面定義電流ソース, 17.4 ポテンシャル電流ソース, 17.5 複数導体ポテンシャル電流ソース に
CAL_Je機能を追加。Chapter V. Mesh file に=5: FEMAP neutral 形式の対応形式を更新
Chapter V. Mesh file に=5: FEMAP neutral 形式の対応形式の更新とプロパティデータを出力
リリース12.0.10 主要変更点#
2019/01 Release
10.2 出力ファイル にポスト処理における周波数分解機能
POST_FFTを追加。17.7 磁化ベクトルソース に温度依存の減磁曲線を用いた非線形解析機能を追加。
20. 永久磁石の温度依存減磁曲線 を追加。
リリース12.0.6 主要変更点#
2018/02 Release
2. 解析の種類 の
TEMP_DEPENDを使用可能とし,磁化特性と導電率の温度依存解析機能を追加。10.1 入力ファイル の
UNITに=2:μmを追加。16.1.1. 体積要素特性 の
ANISOTROPY=2を使用可能とし,磁化特性の温度依存解析機能を追加。16.1.1. 体積要素特性 に
SIGMA_DEPEND_IDを追加し,導電率の温度依存解析機能を追加。17.10. 等電位面電場ソース を電位面電場ソースとし,誘電体表面に電荷を与える機能を追加。
17.10. 電位面電場ソース に電荷の単位パラメータ(
UNIT)を追加。18.1. 解析式 にCOS関数の位相(
PHASE4)を追加。20. B-Hカーブ の
NO_T_DEPEND_CURVESを使用可能とし,温度依存磁化特性を追加。21. 温度依存導電率曲線 を追加。併せて 21.1 temperature_datファイル を追加。
リリース12.0.3 主要変更点#
2017/05 Release
8. 計算ステップ,周波数 に定常周期性を用いた初期値設定(
TP_STEPオプション,TP_STEP_OPTIONオプション)を追加。8.1. 多相交流簡易EEC法設定領域 における入力欄の不備を修正。
12.1. 解析の次元 に二次元解析でヘリカルメッシュの設定オプションを追加。
14. 周期境界条件,スライド面 の
LINE_INPUTの定義方法を線上から線分に変更。17.7. 磁化ベクトルソース に永久磁石の非線形解析(
INPUT_TYPE= 4 オプション)を追加。17.7.5. 永久磁石の減磁曲線 を用いた非線形解析を追加。
20. B-Hカーブ に永久磁石の減磁曲線を追加。
Chapter Ⅳ 2D_to_3D に捻りピッチ拡張を追加。
リリース11.3.1 主要変更点#
2016/11 Release
2. 解析の種類 における
STATIC=3:定常電流場解析での出力ファイル electric (CURENT(10)で出力)の出力値の不備を修正。2. 解析の種類 におけるAC解析に,
AC(2)=2として複素透磁率を設定できるように変更。複素透磁率の設定には,ANISOTROPY(16.1)=1とし,次行に比透磁率として実部と虚部を入力すること。IRON_LOSS(10.2)=1とすると磁気損失を出力する。3. 形状関数の次数と追加機能 における
METRIC_MODを軸対称二次元解析(GEOMETRY(12)=2)でデフォルト=1とするように変更。軸対称二次元解析以外でMETRIC_MOD=1の場合,=0として無視する。確認用に,軸対称二次元解析で=-1でMETRIC_MOD=0となる。5. 収束条件 における
SOLVERに,交流定常解析時(AC(2))の場合の複素行列解法としてIC COCR法=1を追加。10.2 出力ファイル(続き) および 11.1 出力オプション における
HEATにて 17. 磁場ソース(17) のELMCUR(17.2),SDEFCOIL(17.3),PHICOIL(17.4),DCCURR(17.5)使用時に導電率を設定した場合に発熱量を出力。11.1 出力オプション における
B_INTEGにて二次元並進対称計算(GEOMETRY(12)=1)に対応。加えてMOTION(2)使用時の計算に対応。なお,MOTION(2)使用時の計算点の座標系は全体座標系(静止座標系)で計算される。14. 周期境界条件,スライド面 においてヘリカル周期対称条件を追加。
プレイモデルによるヒステリシス解析のモードとして角度依存異方性を評価版として追加。
プレイモデルによるヒステリシス解析時の
B_MIN_LOSS_CORRECTIONオプション追加。17.5 複数導体ポテンシャルソース として直流電流場ソース
DCCURRを追加。
リリース11.2.3 主要変更点#
2015/03 Release
4. 形状関数の次数と追加機能 における
PARALLEL_NOオプションによる並列計算には,これまでMATRIX_ASYMMETRICITY(3)=0のときに使用する対称行列解法ICCGのみが対応していたが,MATRIX_ASYMMETRICITY(3)=1,SOLVER(5)=0のときに使用する非対称行列解法ILUBCG STAB法も対応できるようになった。これにより,二次元非線形磁気異方性(ANISTROPY(16.1.1)=3)とプレイモデル(ANISTROPY(16.1.1)= 5)によるヒステリシス解析の計算時間短縮を図ることができる。なお,並列計算には<PARALLEL module>が必要。ATLASフォーマット以外の入力メッシュは一旦ATLAS中間ファイルに変換されるが, ATLAS形式は固定長フォーマットになっており,r11.0.1までは8桁を超える節点番号や要素番号が取り扱えず,桁落ちを生じることもあり,r11.1.1において
WIDE(10.1)=2を指定すると12桁まで扱えるようにした。r11.2.3からはWIDE(10.1)指定によらず,ATLAS中間ファイルは12桁で出力するようにした。17. 磁場ソース 電流磁場源
ELMCUR(17.2),SDEFCOIL(17.3) `` , ``PHICOIL(17.4)で指定されたMAT_ID(16)のSIGMA(16)に関わらず,強制的に0にするよう変更。10.2 出力ファイル
POST_DATA_FILE(10.2)=1で出力ファイルをIDEAS Universal形式にしたとき,節点量あるいは要素量がゼロのときの節点あるいは要素のデータも出力するように変更。
リリース11.2.1 主要変更点#
2014/09 Release
5. 収束条件 の
INIT_OPTIONにMOTION(2)=2でスライド面の変数も前ステップの値を用いるように改訂したことを追記。7. 初期条件 の
DATA_TYPEに前ラン old_solutions を初期値として再解析するオプション機能を追加。10.2 出力ファイル の
NUMBER_OUTPUT_MATSを post_geom ファイルにも対応。10.2 出力ファイル(続き) に
COIL_OPTIONオプションの追加。10.2 出力ファイル(続き) に
POST_COORDINATEオプションの追記。出力ファイル(10.2.)のポストデータ, output ファイルへのモーメントの局所座標系で出力可能。16.1.1. 体積要素特性 の
POTENTIALにトータルポテンシャルと変形ポテンシャルの境界面の出力機能( t_r_interface ファイル)を追加。Appendix 2 にEMSolution電流磁場源一覧を追加。
リリース11.1.2 主要変更点#
2014/03 Release
10.2 出力ファイル(続き) の
MAGNETIZATIONにMAGNETの減磁率とパーミアンス係数出力オプション機能を, ChapterⅣ.Output magnetization ファイルに減磁率分布とパーミアンス係数分布の出力の説明を追記。16.1.1. 体積要素特性 の
ANISOTROPYに三次元ヒステリシス解析機能を追記。18.6. 運動方程式入力 の
MASS<0のときに,質量変化による速度変化のOPTION機能を追加。ChapterⅡ-c 2. ライセンス確認方法 にWindows版/Linux版のライセンス情報確認方法の説明を追記。
リリース11.1.1 主要変更点#
2013/12 Release
5. 収束条件 に
MAX_ITERATIONSのオプション機能を追記10.2 出力ファイル(続き) に
WIDEの機能拡張を追記14. 周期境界条件,スライド面 の回転周期対称を使用した場合の
SEPARATE_ANGLEのオプション機能を追記。13. 境界条件,14. 周期境界条件,スライド面 として認識された境界面を面要素として boundary_surface ファイルに出力。
ChapterⅣ.Output 1.12.ファイル iron_loss にプレイモデルによるヒステリシス損分布の出力の説明を追記
リリース11.0.1 主要変更点#
2013/08 Release
3. ポテンシャルとゲージ条件 の
MATRIX_ASYMMETRICITYにJiles&Athertonモデル,プレイモデルの説明を追記4. 形状関数の次数と追加機能 に
PARALLEL_NO,PARALLEL_OPTIONの機能追加7. 初期条件 に運動方程式連成解析結果を用いたリスタート解析の説明を追記。
10.2 出力ファイル の
NUMBER_OUTPUT_MATSに出力要素の除外機能を追加10.2 出力ファイル(続き) に
POST_COORDINATEにより出力オプション(11.1)にも適用されることを追記。出力ファイル(10.2.)のポストデータを,定義座標系(12.2)で出力可能11.1 出力オプション の
IRON_LOSSに,PlayModelによるヒステリシス損算出機能を追加。14. 周期境界条件,スライド面 の
NO_CYCLICの4,5行目の説明を訂正。15. 直方体メッシュ自動生成 に
DIVISION_TYPE,RATIO_TYPLEの説明を追記16.1.1. 体積要素特性 の
ANISOTROPYのプレイモデルを使用した場合のDB_FACTORオプション機能を追加17.8. 電源と結線(CIRCUIT) に
REGION_PARALLEL機能を追加17.9. 電源と結線(NETWORK) に
REGION_PARALLEL機能を追加18.6. 運動方程式入力 に質量の相対位置依存機能を追加
幾つかの箇所に説明を追加
リリース10.4.1 主要変更点#
2013/04 Release
MATLAB/Simulink連成解析機能<MATLAB/Simulink Coupler module>を追加。マルチドメインシミュレーション及びダイナミックシステムであるMATLAB/Simulink(Mathworks Inc.)との連成解析機能を追加。inputファイルの最初にPSIMと同様のMATLAB/Simulinkと授受するデータ入力が必要。 18. 時間変化 , 18.5 運動の定義 でそれらを定義。
8.1多相交流簡易EEC法設定領域 の追加。多相交流簡易EEC法の機能追加。
10.2 出力ファイル の
NUMBER_OUTPUT_MATSが elem ファイルにも対応10.2 出力ファイル(続き) に
POST_COORDINATEオプションの追加。出力ファイル(10.2.)のポストデータを,定義座標系(12.2)で出力可能10.2 出力ファイル(続き) の
HEATに固定ファイルフォーマットでの要素平均発熱密度出力機能を追加。10.2 出力ファイル(続き) の
MAGNETIZATIONに磁界強度ベクトル出力機能を追加。11.2. 鎖交磁束計算ループ の
READ_OPTIONに閉曲面ループ定義機能を追加16.1.1. 体積要素特性 の
ANISOTROPYにJiles&Athertonモデルによる異方性を考慮した2次元ヒステリシス磁気異方性特性,プレイモデルによる等方性,異方性2次元ヒステリシス特性を考慮した解析機能を追加。ヒステリシスを直接考慮した解析が可能。17.1.9. MESHED_COIL要素 で定義した電流密度分布を COIL_current ファイルに出力(確認用)。
リリース10.2.5 主要変更点#
2010/11 Release
4. 形状関数の次数 を 4. 形状関数の次数と追加機能 と名称変更
4. 形状関数の次数と追加機能 ,
THIN_ELEMENTオプションの追加。扁平・扁長要素の収束性の改善。 16.3 THIN_ELEMENT適用要素特性 に入力データが必要。8. 時間ステップ,周波数
N_CORRECT,N_BACK,TP-EEC_OPTIONオプションの追加。TP-EEC有限要素法の適用。10. 入出力ファイル の
INPUT_MESH_FILEにAbaqus input fileの追加10. 入出力ファイル(続き) の
OUTPUT_DATA_FILEにHyperView Ascii fileの追加10. 入出力ファイル(続き) の
AVERAGEに半周期鉄損算出機能を追加10. 入出力ファイル(続き) の
ELEMENTの要素使用物性番号の出力機能を拡張14. 周期境界条件,スライド面 ,
N_CYCLICにより多重周期性に拡張17.1 外部電流磁場ソース(COIL) のマルチポテンシャルに拡張。変形ポテンシャル領域を複数に設定可能。 16.1.1.体積要素特性 , 17.1 外部電流磁場ソース(COIL) に入力データが必要。
17.1 外部電流磁場ソース(COIL) のメッシュ入力機能の追加。 17.1 外部電流磁場ソース(COIL) を COIL_geom ファイル中に作成した六面体要素で入力可能。 17.1.9 MESHED_COIL要素 に入力データが必要。 10. 入出力ファイル
COIL_FORCEで COIL_force ファイルに電磁力を出力。18.5. 運動方程式入力 に外部力を与える時間関数として
CONST_FORCE_TIME_IDオプションの追加PSIM連成解析機能<PSIM Coupler module>を追加。汎用回路・制御シミュレータPSIM(Powersim Inc.開発,マイウェイ技研販売)との連成解析機能を追加。inputファイルの最初にPSIMと授受するデータ入力が必要。 18. 時間変化 , 18.5 運動の定義 でそれらを定義。
リリース10.1.2 主要変更点#
2007/08 Release
3. ポテンシャルとゲージ条件
POTENTIALオプションの拡張。低周波磁場変動下の誘導電流解析機能を追加。8. 計算ステップ,周波数
CYCLICオプションの追加。COIL運動時の解析の際,一周期分のCOIL磁場をファイル出力し,二周期目以降それを使用することにより計算時間を短縮可能。10. 入出力ファイル ,
MESHLESSオプションの追加。INPUT_MESH_FILE=-1の代わりにメッシュデータを使用しない場合に使用。INPUT_MESH_FILE=-1は無効。10. 入出力ファイル
AVERAGEオプションの拡張。ポスト処理として計算される鉄損算出に使用。 16.1.1.体積要素特性 の鉄損算出用入力データが必要。10. 入出力ファイル
MAGNETICオプションの拡張。 16.1.1.体積要素特性 のPACKINGを使用した鉄損算出時において,積層鉄心鉄部の磁束密度を出力。10. 入出力ファイル
IRON_LOSSオプション(出力単位選択)の追加。ポスト処理として積層鉄心近似の鉄損を算出して分布をファイル( iron_loss )に出力。出力単位を選択する。11.1. 出力オプション
IRON_LOSSオプション(算出法選択)の追加。ポスト処理として積層鉄心近似の鉄損を算出してoutputファイルに領域ごとに出力。算出法を選択する。11.4. 磁化および電流積分による空間磁場
MESH_INPUTオプションの追加。MESHLESS=1,MESH_INPUT=1のとき, B_integ_mesh ファイルの節点データをB_INTEGの計算点として使用。COILのみの解析で有効。11.6. 鉄損算出入力パラメータ の追加。
IRON_LOSS(11.1)=1:磁束密度の最大値による算出法設定時の入力パラメータ。16.1.1. 体積要素特性
IRON_LOSSオプションと鉄損算出に必要なパラメータを追加。ポスト処理として積層鉄心近似の鉄損を算出するための入力パラメータ。17.1. 外部電流磁場ソース 線電流近似を行う評価点から
COILまでの距離に対しての判定値入力(LINE_APPROX)を追加。17.9.14. スイッチ要素 にOn-Off状態の時刻を時間関数として設定できる機能を追加。
17.9.15. 時間依存の可変抵抗要素 (
VR)を追加。
リリース10.0.1 主要変更点#
2006/11 Release
4. 形状関数の次数 ,
METRIC_MODオプションの追加。軸対称二次元計算時の軸付近の不具合を無くす。4. 形状関数の次数,
QUAD_TRIオプションの追加。四角形要素面と三角形要素面を接合する。6面体と4面体要素等が接合される。ただし,接合面で節点は共有され,四角形面が三角形面で二分される必要がある。4. 形状関数の次数 ,
CALC_INDオプションの追加。COILソースのインダクタンスの計算を行う。 17.1.9. COIL積分要素 の入力が必要。CIRCUITあるいはNETWORKにおいて入力されるCOILの自己および相互インダクタンスに自動的に足しこまれ,従来と異なってくるので注意。5. 収束条件 ,
CHECK_Bの負値入力により,反復時の磁場の変化分に対して非線形収束条件とする。10. 入出力ファイル
FORCE_J_Bに負値入力を追加。従来の結果は負値のものに対応する。負値で,応力計算への節点力入力に対応している。11.1. 出力オプション において,
FORCE_J_B=2オプションにより,COILの電磁力計算機能を追加。 11.4. 磁化および電流積分による空間磁場 および 17.1.9. COIL積分要素 の入力が必要。11.4. 磁化および電流積分による空間磁場 において,
INTEG_OPTを追加し,積分の高速化を可能とした。17.1.9. COIL積分要素 を追加。
17.7.3. 正弦関数入力 を追加。
MAGNETに磁化分布を正弦関数により入力可能とした。17.7.4. 数式入力 を追加。
MAGNETに磁化分布を数式入力により入力可能とした。17.9.11. 非線形要素(テーブル入力) を追加。
NETWORKにI-V特性に対しテーブル入力の非線形要素を追加した。19.3. 変形部メッシュの運動
CONTROL_ELM_MAT_IDを入力し,変形運動時のメッシュを自動生成する。メッシュデータに制御要素を追加する必要がある。制御要素の物性番号に対する物性定義は必要としない。