run Windows#
GUIによる実行#
EMSolution.exeをダブルクリック等で起動します。
「File」➡「Open」よりファイルダイアログを開き,inputファイルを選択します。
inputファイルが選択されると,実行(解析)を開始します。実行完了すると終了を示すウィンドウが表示されます。OKを選択しウィンドウを閉じます。同じウィンドウで二回以上実行する事はできません。表示されるグラフはICCG法の収束状況を表します。
入力ファイルのあるディレクトリ(run_dir)にoutput等出力ファイルができます。出力データファイル以外に,リスタート用ファイル等いくつかの中間ファイルができますので,不要のファイルは消去して下さい。次のリスタートを行う場合は,基本的に全てのファイルをそのままにしておいてください。
バッチ実行#
MS-DOSプロンプトより,次の命令により実行します。
[EMSol_dir\]EMSolution.exe -b [-v] [–m] [-d run_dir] [-f input_file_name]
ここで,[ ]は必ずしも必要がないことを示します。実行ファイルにはpathが切られて入る必要があります。あるいは,実行ファイルのパス”EMSol_dir”を含めて指定ください。
-b
バッチ実行の場合必ず指定してください。指定しない場合は,画面マニュアル実行となります。
-m
ウインドウ画面が現れ,実行状況を表示します。ジョブ終了時に画面は自動的に閉じられます。指定しない場合は,画面は表示されません。
-d run_dir
実行directoryの絶対あるいは相対パスを指定。指定しない場合は,current directoryが実行directoryになります。よって,入力データを格納したdirectoryから実行下さい。directory名の最後は(バックスラッシュ)として下さい。
-f input_file_name
ファイルinputのファイル名を指定。入力しないときはinputとなります。-dで指定したdirectoryに格納されている必要があります。
-v
ライセンス情報を表示します(2024.11以降)。
Note
実行ファイルのdirectory名がブランクを含む場合は,” “で囲ってください。この場合” “内の(バックスラッシュ)は\ とする必要があります。例えば
C:\Program files\ssil\EMSolution\bin\EMSolution.exe
連続して実行する場合は,バッチファイル(xxx.bat)を作って実行してください。以下にバッチファイルの例(datbatchtestbatch.bat)を示します。
start /wait “C:\Program files\ssil\EMSolution\bin\EMSolution.exe” -b –m -f input.1 -d dat1\
move dat1\output dat1\output.1
start /wait “C:\Program files\ssil\EMSolution\bin\EMSolution.exe” -b –m -f input.2 -d dat1\
move dat1\output dat1\output.2
start /wait “C:\Program files\ssil\EMSolution9.0\bin\EMSolution.exe” -b –m -f input.2 -d dat1\
move dat1\output dat1\output.3
上の例では,実行ファイルが C:\\Program files\\ssil\\EMSolution\\bin
の下に格納されているとします。また,実行する directory
の下には dat1\\directory
が有り, input.1, input.2, input.3 , その他必要入力ファイルが格納されているものとします。それぞれのinputファイルを入力として計算を行い, output.1,output.2,output.3 として, output ファイルを保存しています。同じdirectoryで連続して実行する場合,出力ファイルは上書きされてゆきますので,保存が必要なファイルは名前を変更するなどして保存する必要があります。start /wait
は一つのジョブの実行後,次のジョブを実行するために必要とされます(Windows OSに依存します)。