Install on Linux#
Important
EMSolutionをインストールする前に,ライセンスをアクティベーションする必要があります。ライセンスのアクティベーション方法については, /handbook/install/licence_protection を参照してください。
1. 実行モジュールのコピー#
Linuxでは、EMSolutionの実行モジュールを任意のディレクトリにコピーして使用します。以下の手順に従ってください。
EMSolutionの実行モジュールをダウンロードします。
ダウンロードしたアーカイブファイル(Zipファイル)を使用マシンにコピーします。
アーカイブファイルを解凍します。以下のコマンドを使用します。
unzip emsol_(version).zip
実行モジュールを適当なフォルダに格納してください。例えば、/usr/local/bin ディレクトリに格納する場合は、以下のコマンドを使用します。
sudo cp emsol_(version) /usr/local/bin/
sudo chmod +x /usr/local/bin/emsol_(version)
2. パスの付け方#
EMSolutionを実行するためには、実行モジュールのパスを環境変数に追加する必要があります。以下の手順に従ってください。
EMSolutionの実行モジュールを格納したディレクトリのパスを確認します。
環境変数 PATH にそのパスを追加します。以下のコマンドを使用します。
export PATH=$PATH:/usr/local/bin/emsol_(version)
この設定を永続化するために、ホームディレクトリの .bashrc ファイルに以下の行を追加します。
echo 'export PATH=$PATH:/usr/local/bin/emsol_(version)' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
3. テスト#
EMSolutionのインストールが正しく行われたかを確認するために、以下のコマンドを実行してみてください。 [-v]はバージョン情報を表示するオプションです。
emsol_(version) -v
もし正しくインストールされていれば、EMSolutionのバージョン情報が表示されます。 もしエラーが表示される場合は、パスの設定や実行モジュールの配置を再確認してください。
Note
もしライブラリが見つからない等のエラーが発生した場合は、必要なライブラリがインストールされているか確認してください。EMSolutionは、特定のライブラリに依存している場合があります。 使用しているライブラリを確認するには,以下のコマンドを実行します。
ldd /usr/local/bin/emsol_(version)
必要なライブラリが不足している場合は、適切なパッケージマネージャを使用してインストールしてください。例えば、Ubuntuでは以下のようにします。
sudo apt-get install libiomp5md
sudo apt-get install libstdc++6
Red Hat系のディストリビューションでは以下のようにします。 .. code-block:: bash
sudo yum install libiomp5md sudo yum install libstdc++.so.6